KIV、VVR・・・キャンピングカーで使われる電線達
キャンピングカーで使われる電線の種類を整理しました。
それぞれの説明はざっくりですが・・・
KIV:電気機器用ビニル絶縁電線
多くのビルダーが12V系の配線として採用しています。
定格温度が60℃と低い。高耐熱版のH-KIVでも75℃。
夏場高温になる車内で使うと許容電流がかなり低くなる。
AV:自動車用低圧電線
フィールドライフなど一部のビルダーでは使われている。
定格温度は80℃。こちらにも高耐熱版(100℃)のAVXがある。
自動車で使う為に必要な性能が規格に定められているので、私が使うのはおそらくこれになります。
AVには太い物までありますが、細線化されたAVSやAVSS、圧縮電線のCIVUSなどに太い物はありません。
規格番号はJIS C3406です。
VVR:ビニル絶縁ビニルシースケーブル丸型
2sq 2芯の物が外部電源接続用ケーブルとしてよく使われています。
VVF:ビニル絶縁ビニルシースケーブル平形
インバーターなどに2sq 2芯の物が使われています。